PISIT-MAGNUM(2012年製)

スマートなシルエットにフォアグリップを装備したサブマシンガンの用なスタイルのVIIIマグナム。


上から見るとフレームの右側に短い槓桿(レバー)、銃身先端付近にゴムに引かれた突起が見受けられる。


図面を見ても発射方式がよく飲み込めない。


この図面に忠実に作られたのがこの構造。もしかしてリリースされるのは銃身?


装填時にはトリガーの上にあった槓桿は発射時には先方へ。解放されるのはやはり銃身。


このときの衝撃に備えグリップ、フォアグリップとも肉厚の形状。


塗装前のパーツから構造を窺う。トリガー操作で解放された銃身が前進。それを追って解放された
オーバンドが前進、銃身を追い越して射出されるユニークな構造。


銃身の前進で初速をあげようという意欲作だが、オーバンドが自らの収縮力以外の力を受けるので
残念ながら公式競技には使用できない。後端のボルトナットは重心を調整するバラスト。

名称:PASIT[MAGNAM
発射方式:瞬間開放式 (補助発射装置付き)
全長:495o
銃身長:267o  全高:130o  全幅:45o
適合装弾:#16 装弾数:単発
使用材料:シナベニヤ、桧,ヒバ、桜、米杉、竹、ボルトナット他

制作者:上吉原 忠(栃木県)


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